燃料– category –
CO2を資源ととらえ、素材や燃料に再利用することで大気中へのCO2排出を抑制するCCU。CO2の利用先として、「燃料」を想定しているプロジェクトを紹介します。
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合成燃料
ENEOS:CO2からの液体合成燃料一貫製造プロセス技術開発
ENEOSが、NEDOのグリーンイノベーション基金事業(GI基金)に採択され、CO2を原料とした合成燃料の製造技術開発を進めている。逆シフト反応によりCO2、水素から合成ガス(CO、H2)を生成し、FT合成により合成粗油を製造する。合成粗油を精製し、ガソリン、ジェット燃料、軽油等の液体燃料を製造する。 -
メタン
大阪ガス:米国中西部でバイオマス由来CO2を用いた合成メタン製造
大阪ガスの米国子会社が、現地エネルギー企業、バイオエタノール企業と、米国中西部で合成メタン(e-メタン)製造事業の実現可能性検討を開始した。2030年までに、合成メタンをフリーポートLNG基地にて液化し日本へ輸出する事も視野に、年間最大20万トンの合成メタンの製造を開始することを目指している。
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